選ぶ目を、
ものに宿す
衣料品、装身具、鞄、時計、生活用品、文房具。カテゴリーは違っても、判断の基準はひとつです。長く手元に置きたくなるか。使ううちに良くなるか。その一点で企画を組み立てます。
Concept — 砧
私たちの拠点である世田谷区・砧。その地名は、布を台にのせて木槌で打ち、繊維をならして光沢を起こす道具「砧」に由来すると伝わります。打つほどに、布はやわらかくなり、光を返すようになる。
MIKIRAのものづくりは、この一手に似ています。素材を選び、形を決め、手を入れ、また戻る。その反復のなかでしか生まれない質感があると考えています。そして砧の音は、夜の里に遠くまで響きました。つくったものを、届くところまで響かせること。それが私たちのもうひとつの仕事です。
衣料品、装身具、鞄、時計、生活用品、文房具。カテゴリーは違っても、判断の基準はひとつです。長く手元に置きたくなるか。使ううちに良くなるか。その一点で企画を組み立てます。
企画から製作、販売、そして輸出入まで。工程を分断せず一本の線として持つことで、素材の選択や仕様の変更を最後まで自分たちで判断できる体制を保ちます。
広告代理業と宣伝業務は、つくる仕事の延長線上にあります。誰に、どの言葉で、どの媒体で。ものの背景を知る立場から、伝わり方そのものを設計します。
Business
MIKIRAの事業は三つに分かれていますが、実務では互いに重なり合っています。ひとつの商品が生まれてから、誰かの生活に置かれるまでの全区間を担当する、という考え方です。
衣料品、衣料雑貨品、装身具、鞄、時計、生活用品、文房具。身につけるものと、机の上に置くもの。日々触れる時間が長いものほど、素材と仕上げに手を入れる価値があると考えています。企画から生産管理、販売までを一貫して行います。
国内外の生産背景と取引先をつなぎ、商品の調達から流通までを設計します。カテゴリーを限定せず、良いものが生まれている場所を探し、必要な形にして市場へ運ぶ。輸出入を自社機能として持つことが、その自由度を支えています。
媒体の枠を売るのではなく、伝える内容から一緒に考えます。商品開発の現場を持つ会社だからこそ書ける言葉があり、選べる見せ方がある。広告出稿、販促物、ブランドの言語設計まで、宣伝に関わる業務を横断して引き受けます。
Process — 四つの手
砧で布を仕上げるまでの手順になぞらえた、MIKIRAの標準的な進め方です。順番には意味があり、前の工程に戻ることも前提にしています。
見立て
01 SOURCING
市場と素材を見る。何が足りていて、何が足りていないのかを言葉にしてから、つくるものを決めます。
仕立て
02 MAKING
仕様を固め、生産背景と組みます。サンプルを重ね、量産に移せる形まで落とし込みます。
打ち
03 REFINING
仕上げの調整。細部の詰めと品質の確認を繰り返し、店頭に置ける状態まで引き上げます。
響かせ
04 REACHING
販路と宣伝を設計。誰に届けるかを決め、媒体と言葉を選び、届いた反応を次の見立てに戻します。
Message
いいものは、
説明しなくても
伝わる。
それでも、
伝える努力はやめない。
ものをつくる仕事と、それを伝える仕事は、本来ひとつのものだったはずです。つくった人が、自分の言葉で説明していた時代がありました。工程が分かれ、専門が分かれるなかで、その間に隙間が生まれてしまったように思います。
MIKIRAは、その隙間を埋めるためにあります。衣料品や生活の道具を企画し、つくり、売る。同時に、広告や宣伝の仕事も引き受ける。ふたつを別々の事業としてではなく、ひとつの流れとして持ちたいと考えました。
砧という土地の名は、布を打って艶を出す道具から来ていると聞きます。手をかけた分だけ、ものは応えてくれる。派手さはなくとも、触れた人が静かに良いと感じるもの。そういうものを、これからもつくり続けます。
Company
東京都世田谷区砧5-1-3
小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅/成城学園前駅 周辺エリア